Smart-MAGNUM工法

工法概要

Smart-MAGNUM工法は、MAGNUM工法とHyper-MEGA工法を踏襲し発展させた、プレボーリング拡大根固め工法に分類される工法です。
根固め部に節杭を用い、根固め部径の拡大と杭下拡大根固め部長さの延長によって大きな先端支持力が得られます。 また、杭周面部においても掘削径を拡大することで、必要な支持力に応じた周面摩擦力が得られます。
施工は、杭全長にわたって拡大掘削する場合や任意の範囲で拡翼掘削する場合などがあります。 必要な支持力に応じて掘削径や拡翼掘削部長さを設定することが出来るため合理的な設計が可能です。
杭材料は、一般的なストレート杭(拡頭杭を含む)、節杭、鋼管杭を使用し、全国で安定した供給が可能です。 また、材料強度に応じたコンクリート強度や断面形状にて設定が可能であるため、地盤から求まる支持力と材料から求まる支持力をバランス良く設定出来ます。
杭周充填液や根固め液のセメント材として、ポルトランドセメント、混合セメント、エコセメントなどが使用可能です。


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工法カタログ カタログ(4,536KB) PDF
Smart-MAGNUM工法
認定書
認定書(砂質地盤)(1,683KB) PDF
認定書(礫質地盤)(1,553KB) PDF
認定書(粘土質地盤)(1,549KB) PDF
引抜き方向の許容支持力 建築技術性能証明書 (991KB) PDF

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施工法

《概要》

掘削装置の拡大ヘッド、オーガスクリュー、撹拌ロッド、および連結シャフトを使用し、適宜掘削液を送りながら掘削します。 所定の掘削深度まで掘削後、拡大ヘッドの拡大翼を拡翼させ杭周充填液を送りながら所定の範囲を拡翼掘削するとともに上下反復し、杭周充填液と掘削土砂を撹拌混合します。 その後、根固め部範囲において根固め液を送りながら、先端地盤に応じた注入方法で根固め部を築造します。
(周面強化型の場合には、根固め部築造後に杭周面部の築造を行います。また、地盤状況に応じて充填液の注入前に拡翼作業を行う場合があります。)
その後、掘削装置を掘削孔内から引き上げ、この孔内に鉛直性を確認しながら杭を建て込み、回転キャップにて回転圧入、またはモンケン軽打・圧入して杭を所定位置に定着させます。

《施工順序》

※クリックで拡大表示します

施工手順動画 (4:35)

SmartーMAGNUM工法の概要や内容をご確認いただく際に、この動画を通じまして、お客様には広く施工方法や手順をご理解していただければ幸いです。 また、初めてご採用いただく際には、施工手順のイメージ動画として周知会や勉強会などでの活用もご検討ください。

《支持力発現方法》

セメントミルクによる拡大根固め

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支持層の確認方法

オーガ掘削時の電流値または積分電流値と土質柱状図との比較等

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支持力算定式

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  押込み方向の支持力算定式 PDF
  引抜き方向の支持力算定式 PDF

施 工

《施工地盤》

流水の激しい地盤及び崩壊しやすい地盤は検討が必要

《施工能率》

φ500-400~φ800-600-35m : 100~150m/日

認定番号 取得年月日 適応杭径 適応先端地盤 適応施工長
TACP-0625 2021.01.06 節ぐい※φ440-300~φ1300-1200

ストレートぐい※φ300~φ1200
※拡頭ぐい含む
砂質地盤 68.5m以下
TACP-0626 礫質地盤 68.5m以下
TACP-0627 粘土質地盤 63.0m以下
GBRC性能証明
第20-21号
2021.02.08 押込み方向の認定に従う

使用する杭材はこちら

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