MAGNUM-BASIC工法
工法概要
MAGNUM-BASIC工法は、BASIC工法を発展させた、プレボーリング拡大根固め工法に分類されます。
杭下根固め長さ杭径比η (イータ)を可変させることで、先端支持力係数を幅広く設定することができます。
(先端砂質・礫質地盤:最大α=350、先端粘土質地盤:最大α=330)
杭全長をシンプルなストレート掘削で行い、確実な施工管理によって高い品質を確保します。
また、使用する杭材料は一般的なストレート杭(ST杭、拡頭杭を含む)を用いるため、全国で安定した供給が可能です。
充填する杭周固定液や根固め液には、ポルトランドセメント・高炉セメント・シリカセメントや、環境に配慮したエコセメント等が使用可能です。
*カタログ・認定書のダウンロードはこちら
工法カタログ | カタログ(4259KB) | |
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MAGNUM-BASIC工法 認定書 |
認定書(砂質地盤)(139KB) | |
認定書(礫質地盤)(138KB) | ||
認定書(粘土質地盤)(132KB) | 引抜き方向の許容支持力 | 建築技術性能証明書 (267KB) |
施工法
《概要》
掘削ヘッドとオーガースクリュー(スクリュー・スリットスクリュー)、撹拌ロッドを使用し、適宜掘削液を使用しながら掘削する。杭周固定液注入深度に達したら、杭周固定液を注入しながら掘削・適宜混合撹拌をする。
設計掘削深度まで達した後、根固め液を注入し根固め部を築造する。その後、杭周固定液を注入しながら引上げる。
この孔中に鉛直性を確認しながら、先端開放杭を自沈挿入、回転キャップにて回転圧入またはモンケン軽打・圧入して、杭を所定位置に設置する。
《施工順序》
《支持力発現方法》
セメントミルクによる拡大根固め
支持層の確認方法
土質柱状図とオーガ掘削時の電流値との比較
支持力算定式
押込み方向の支持力算定式 | ||
引抜き方向の支持力算定式 |
施 工
《施工地盤》
流水の激しい地盤及び崩壊しやすい地盤は検討が必要
《施工能率》
φ600-40m : 120~160m/日
φ1000-40m : 80~150m/日
認定番号 | 取得年月日 | 適応杭径 | 適応先端地盤 | 適応施工長 |
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TACP-0507 | H28.10.13 | φ300~1200 ※拡頭杭、ST杭含む |
砂質地盤 | 52.0m以下 |
TACP-0508 | 礫質地盤 | 55.0m以下 | ||
TACP-0509 | 下杭φ300~1000(1200) ※拡頭杭、ST杭含む |
粘土質地盤 | 43.0m以下 | |
GBRC性能証明 第16-20号 |
押込み方向の認定に従う |
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