2007.10.01

大口径鋼管埋込み杭の先端支持力特性について(JSF1981)

山肩邦男(関西大学)・生田喜一郎(大阪市住宅供給公社)・平田定男(平田建築構造研究所)・藪内貞男(武智工務所)・平尾幸太郎(武智工務所)・小椋仁志(武智工務所)

■掲載誌:第16回土質工学研究発表会,E-4 238,p949-952
■発行所:土質工学会
■発行:1981/06

 杭先端部における支持力特性は、地盤沈下地帯において、支持杭に負の摩擦力が作用する場合には、より以上に重要度が高まってくる。特に大口径鋼管杭(開端)の支持地盤への設置方法が先端支持力に及ぼす影響が大きい。本報告は、中堀リセメントミルク工法による大口径鋼管埋込み杭(φ900mm)の先端部の支持力特性を調査する目的で、鉛直載荷試験を実施した結果に関するものである。また同一支持地盤において、埋込み工法(アースオーガによるプレボーリング工法)により設置した鋼管杭(φ500mm:閉端)によって深層載荷試験を行なったので、この結果との比較検討をも加えておいた。

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