2007.10.01
拡底場所打ちコンクリート杭の鉛直支持力に及ぼす先端形状の影響に関する一実験(AIJ1997)
深田卓広(広島大学)・徐 挺(広島大学)・山本春行(広島大学)・冨永晃司(広島大学)・小椋仁志(ジオトップ)
■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(関東),E-4 20287,p573-574
■発行所:日本建築学会
■発行:1997/09
基礎構造に対する要求支持力が増大している今日において、経済的な面から、拡底場所打ちコンクリート杭が用いられる例が多く見られる。しかし、この杭の先端支持力機構に関しては不明な点が多い中で、設計は、直底面を持つ杭で得られた経験に基づいて行われているのが現状である。この現況に対し、山崎ら1)は解析的検討から、地盤の極限支持力が発揮されるまでに杭先端部に破壊が生じる危険性があることを指摘している。本論文では、山崎らの示した現象を確認し、拡底杭の支持機構の解明を試みるために行った、小型模型実験の一実験結果について報告する。また、本論文の実験条件とは若干異なるが、以前に同様の実験を行っている(文献2))ので、本実験結果と比較検討した結果についても報告する。
■発行所:日本建築学会
■発行:1997/09
基礎構造に対する要求支持力が増大している今日において、経済的な面から、拡底場所打ちコンクリート杭が用いられる例が多く見られる。しかし、この杭の先端支持力機構に関しては不明な点が多い中で、設計は、直底面を持つ杭で得られた経験に基づいて行われているのが現状である。この現況に対し、山崎ら1)は解析的検討から、地盤の極限支持力が発揮されるまでに杭先端部に破壊が生じる危険性があることを指摘している。本論文では、山崎らの示した現象を確認し、拡底杭の支持機構の解明を試みるために行った、小型模型実験の一実験結果について報告する。また、本論文の実験条件とは若干異なるが、以前に同様の実験を行っている(文献2))ので、本実験結果と比較検討した結果についても報告する。