2020.09.01
杭頭付近にソイルセメント拡大杭周部を有する埋込み杭の水平抵抗(その1:実験概要および杭頭周囲の地盤変状)(JGS2020)
小梅慎平(ジャパンパイル)、本間裕介(ジャパンパイル)、宮坂怜奈(ジャパンパイル)
■掲載誌:第55回地盤工学研究発表会 21-9-3-06
■発行所:地盤工学会
■発行:2020/7
埋込み杭は、先端支持力を高めるために、先端部に軸部より拡大された根固め部を有することが多いが、近年は施工トラブルのリスクを避けるために、杭全長にわたり根固め部と同じ拡大径のソイルセメント杭周部を造成した杭もある。このような杭の場合、杭頭付近にも、杭径に対して拡大されたソイルセメント(拡大杭周部)が存在するため、杭の水平抵抗も向上するものと考えられる。しかしながら、拡大杭周部による向上効果や地震時繰返し水平荷重による大変形を受けた際の拡大杭周部の損傷が与える影響など、検証された事例は少ない。そこで、拡大杭周部を有する杭に対して、大変形を伴う正負交番繰返し水平加力実験を行い検証した。
■発行所:地盤工学会
■発行:2020/7
埋込み杭は、先端支持力を高めるために、先端部に軸部より拡大された根固め部を有することが多いが、近年は施工トラブルのリスクを避けるために、杭全長にわたり根固め部と同じ拡大径のソイルセメント杭周部を造成した杭もある。このような杭の場合、杭頭付近にも、杭径に対して拡大されたソイルセメント(拡大杭周部)が存在するため、杭の水平抵抗も向上するものと考えられる。しかしながら、拡大杭周部による向上効果や地震時繰返し水平荷重による大変形を受けた際の拡大杭周部の損傷が与える影響など、検証された事例は少ない。そこで、拡大杭周部を有する杭に対して、大変形を伴う正負交番繰返し水平加力実験を行い検証した。