2016.10.21
片持ち梁方式曲げせん断試験によるSC杭のM-φ関係の評価 (その3:単純梁方式との比較)(AIJ2016)
田中 佑二郎(ジャパンパイル)、小椋 仁志(ジャパンパイル)、菅 一雅(ジャパンパイル)、中井 伸(千葉大学)、塚越俊裕(千葉大学)、関口 徹(千葉大学)、中井 正一(千葉大学)
■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(九州) 構造Ⅰ, pp.739-740
■発行所:日本建築学会
■発行:2016/8
その1,2 において、片持ち梁方式曲げせん断試験によるM-φ関係の報告を行った。前報1)では、単純梁方式曲げ試験によるM-φ関係の報告を行っているが、その1,2 の試験体と杭径および載荷方式が異なる。杭の変形性能を評価する指標として、M-φ関係を用いることが一般的であるが、杭径や軸力条件が異なる場合、M-φ関係も異なる。したがって、その1,2 と前報で得られた試験結果を単純に比較することは難しい。
本報告では、杭径の異なる試験体のM-φ関係を一般化することによりM-φ関係の比較を行ったので、その結果を報告する。
■発行所:日本建築学会
■発行:2016/8
その1,2 において、片持ち梁方式曲げせん断試験によるM-φ関係の報告を行った。前報1)では、単純梁方式曲げ試験によるM-φ関係の報告を行っているが、その1,2 の試験体と杭径および載荷方式が異なる。杭の変形性能を評価する指標として、M-φ関係を用いることが一般的であるが、杭径や軸力条件が異なる場合、M-φ関係も異なる。したがって、その1,2 と前報で得られた試験結果を単純に比較することは難しい。
本報告では、杭径の異なる試験体のM-φ関係を一般化することによりM-φ関係の比較を行ったので、その結果を報告する。