2007.04.20

Vs DETERMINATION FROM STEADY STATE RAYLEIGH WAVE METHOD(AIJ1991)

KOHJI TOKIMATSU(Tokyo Inst.of Tech)・SHINICHI KUWAYAMA(Takechi Engineering)・SHUJI TAMURA (Tokyo Inst.of Tech)and YASUO MIYADERA(Tokyo Inst.of Tech)

■掲載紙:日本建築学会大会学術講演梗概集, 構造IB-1 p339-340
■発行所:日本建築学会
■発行:1991/06



成層構造に堆積した地盤のS波速度構造を決定できる改善した原位置レーリー波探査法を示した。レーリー波の分散曲線および粒子軌跡は、地表面に複数配置したセンサーを使って起振機による地盤振動を発生させれば容易に決めることができる。分散曲線よりS波速度を決定するためにはレーリー波に存在する高次モードを組み入れて使うことで逆解析が行える。提案した方法の有効性を向上させるためには、起振機とセンサーが設置される距離に望ましい関係があることを、計測した地表面の粒子軌跡がS波構造に対して正しいことを示した。提案した探査法と通常のダウンホール法の2つの方法を同一地点で比較試験を行った。この2つの方法から得られたS波速度構造はおのおの良く一致していることから、提案手法の有効性が示された。

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