2007.08.01
中型単純せん断試験機における砂の強度・変形特性(JSF1988)
山肩邦男(関西大学)・伊藤淳志(関西大学)・小椋仁志(武智工務所)・山田 毅(関西大学)・加藤史彦(関西大学)
■掲載紙:第24回土質工学研究発表会(東京),D-6 194,p519-520
■発行所:土質工学会
■発行:1988
杭が鉛直荷重をうけた場合の摩擁抵抗の機構を検討するための一環として、杭周地盤のせん断応力〜せん断ひずみ特性を明確にする必要がある。この様な目的をもった単純せん断試験としては、従来NGl型やCambridge型などの試験機がよく用いられてきた。しかし、いずれの型式も種々の問題点が指摘されている。そこでこのたび、巨視的に見て供試体の一様な変形が期待できることから、高田らの提案した方式による単純せん断試験機を試作した。この試験機は、高田らの方式の一部を改良して、摩擦試験も行えるようにしたものである。 本論では、同試験機による試験のうち、砂のぜん断試験の結果について述べ、せん断応力と変形の関係式を提案する。
■発行所:土質工学会
■発行:1988
杭が鉛直荷重をうけた場合の摩擁抵抗の機構を検討するための一環として、杭周地盤のせん断応力〜せん断ひずみ特性を明確にする必要がある。この様な目的をもった単純せん断試験としては、従来NGl型やCambridge型などの試験機がよく用いられてきた。しかし、いずれの型式も種々の問題点が指摘されている。そこでこのたび、巨視的に見て供試体の一様な変形が期待できることから、高田らの提案した方式による単純せん断試験機を試作した。この試験機は、高田らの方式の一部を改良して、摩擦試験も行えるようにしたものである。 本論では、同試験機による試験のうち、砂のぜん断試験の結果について述べ、せん断応力と変形の関係式を提案する。