2007.10.01
遠心成形高強度コンクリートの塩分浸透性に関する実験(JCI2007)
菅 一雅(ジャパンパイル)・桝田佳寛(宇都宮大学)・大谷美穂(ジャパンパイル製造)
■掲載誌:コンクリート工学年次論文集,Vol.29,No.3 P969-974
■発行所:コンクリート工学年次論文集
■発行:2007/8
超硬練りコンクリートを使用した遠心成形高強度コンクリートに関する塩水浸漬試験を行った。コンクリート中に浸透した塩素イオン量や測定値から逆解析して求めた拡散係数は遠心成形コンクリートが振動成形に比べ小さくなる傾向を示した。浸透する塩素イオン量や拡散係数は、細孔直径0.003から60μmの全細孔容積が小さくなるほど小さくなる傾向を示し、遠心形成や水結合材の低減による内部微細空隙構造の緻密化が塩素イオン浸透に対して影響を及ぼしていることを確認した。
■発行所:コンクリート工学年次論文集
■発行:2007/8
超硬練りコンクリートを使用した遠心成形高強度コンクリートに関する塩水浸漬試験を行った。コンクリート中に浸透した塩素イオン量や測定値から逆解析して求めた拡散係数は遠心成形コンクリートが振動成形に比べ小さくなる傾向を示した。浸透する塩素イオン量や拡散係数は、細孔直径0.003から60μmの全細孔容積が小さくなるほど小さくなる傾向を示し、遠心形成や水結合材の低減による内部微細空隙構造の緻密化が塩素イオン浸透に対して影響を及ぼしていることを確認した。