2007.10.01
2 本群杭で支持されたパイルキャップの鉛直載荷に対する耐震性能評価(JCI2007)
酒井 慎二(芝浦工業大学大学院)・岸田 慎司(芝浦工業大学 )・小林 恒一(ジャパンパイル)・田中 佑二郎(ジャパンパイル)
■掲載誌:コンクリート工学年次論文集,Vol.29,No.3 P415〜420
■発行所:コンクリート工学年次論文集
■発行:2007/8
本実験では,標準的に設計されているパイルキャップを基準として,配筋とフーチングせいによる耐力差を検討し,柱主筋とアンカー筋の効果を確認するために,パイルキャップの鉛直載荷実験を行った。実験結果により,鉛直載荷では柱主筋,アンカー筋の有無における大きな耐力差はみられないことがわかった。また,試験体のフーチングせいにおいて,せいの大小に関わらずせん断破壊することも確認できた。実験値耐力と計算値耐力の比により経済設計型の強度が十分に高く,その有効性を示すことができた。
■発行所:コンクリート工学年次論文集
■発行:2007/8
本実験では,標準的に設計されているパイルキャップを基準として,配筋とフーチングせいによる耐力差を検討し,柱主筋とアンカー筋の効果を確認するために,パイルキャップの鉛直載荷実験を行った。実験結果により,鉛直載荷では柱主筋,アンカー筋の有無における大きな耐力差はみられないことがわかった。また,試験体のフーチングせいにおいて,せいの大小に関わらずせん断破壊することも確認できた。実験値耐力と計算値耐力の比により経済設計型の強度が十分に高く,その有効性を示すことができた。