2008.07.25

鉛直載荷を受けたパイルキャップの耐震性能評価(AIJ2006)

中沼 弘貴(首都大学東京大学院)・ 岸田 慎司(芝浦工業大学)・小林 恒一(ジャパンパイル)・田中 佑二郎(ジャパンパイル)

■掲載誌:日本建築学会大会講演学術梗概集,p429-430
■発行所:日本建築学会
■発行:2006/09

既製コンクリート杭の高支持力化に伴い、柱から杭へ伝達される荷重も増加する傾向にある。このため長期荷重レベルでもパイルキャップに長期許容圧縮応力を超える鉛直応力が作用する場合も考えられる。したがって、このような応力状態での杭頭接合部から杭への応力伝達機構を明らかにすることが必要である。そこで鉛直荷重に着目し、(1)杭頭接合部の耐力の確認 (2)杭頭周辺部に補強材を配した場合の耐力の確認 の2 点を目的としたパイルキャップ載荷実験を実施した。

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