2008.07.25

2本群杭で支持されたパイルキャップの鉛直載荷実験(AIJ2006)

田中 佑二郎(ジャパンパイル)・岸田 慎司(芝浦工業大学)・小林 恒一(ジャパンパイル)・中沼 弘貴(首都大学東京大学院)・ 林 靜雄(東京工業大学)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集,p.427-428
■発行所:日本建築学会
■発行:2006/09


 最近の既製杭を用いた埋込み工法は、杭先端地盤の拡大掘削に伴う先端支持力の増大、節杭を用いた杭周面抵抗力の増大、杭材の高強度化などにより、高支持力化が進んでいる。
このような杭の高支持力化に伴い、柱から杭に伝達される荷重も増大する傾向にあり、杭頭接合部から杭への応力伝達機構(軸力、せん断力、曲げモーメント)を明らかにする必要がある。今回、2 本群杭で支持されたパイルキャップの鉛直載荷実験を行ったので、その実験結果について報告する。

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