2007.11.15

場所打ち杭の杭頭半剛接工法に関する実験的研究 その5 繰返し1軸特性の検討(AIJ2005)

岡田亨(ヨーコン)・山田和夫(愛知工業大学)・山本俊彦(大同工業大学)・伴幸雄(矢作建設工業)・深津尚人(矢作建設工業)

■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集,p427-428
■発行所:日本建築学会
■発行:2005/9

 筆者らは、これまでに、基礎と杭頭との接合部を鋼管形式による半剛接合とした場所打ち杭の曲げせん断挙動について一連の検討を行い、杭頭部を半剛接合として最大耐力を53〜64%に低減させることにより杭体の損傷を抑制できるとともに、変形角が1/50まで安定した曲げせん断性能の確保が可能であることを確認した。
 本研究では、この点を踏まえ、引き続き基礎と杭頭とを半剛接合とした接合方法の確立を目的とした基礎的研究として、正負繰返し1軸荷重を受ける場所打ち杭の半剛接接合部の力学挙動について検討を行うこととした。

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