2007.11.15
埋め込み節杭の荷重-沈下解析(その3:杭頭ばね定数の簡便計算法)(JGS1997)
平山英喜(ジオトップ)・金井重夫(ジオトップ)・木原律子(ジオトップ)
■掲載誌:第32回地盤工学研究発表会(熊本),E-4 754,p1511-1512
■発行所:地盤工学会
■発行:1997/7
(その2)の線形解析は1次元FEMによるものであるが、本稿では実用的な観点から、杭頭ばね定数Kvを手計算で求める方法について検討する。まず、周面抵抗が均質な場合の理論解と、3種類の簡易なばねモデルによるKvの計算値を、1次元FEMによる計算値と比較する。その結果、理論解を利用する方法と、ばねモデルの1つが、実用の可能性があることを示す。誤差の要因として、周面抵抗の非均質性の影響と、ばねモデルではさらに簡易モデルと実際との差の影響がある。そこで、それらに対する簡単な修正法を提案する。両修正解は、ともに平均精度99%で、FEM解と一致することを示す。
■発行所:地盤工学会
■発行:1997/7
(その2)の線形解析は1次元FEMによるものであるが、本稿では実用的な観点から、杭頭ばね定数Kvを手計算で求める方法について検討する。まず、周面抵抗が均質な場合の理論解と、3種類の簡易なばねモデルによるKvの計算値を、1次元FEMによる計算値と比較する。その結果、理論解を利用する方法と、ばねモデルの1つが、実用の可能性があることを示す。誤差の要因として、周面抵抗の非均質性の影響と、ばねモデルではさらに簡易モデルと実際との差の影響がある。そこで、それらに対する簡単な修正法を提案する。両修正解は、ともに平均精度99%で、FEM解と一致することを示す。