2007.08.01
模擬地震動入力による液状化地盤ー杭基礎構造物系の過渡共振現象に関する研究(JGS2005)
三好将史(関西大学)・八尾眞太郎(関西大学)・桝井健(関西大学)・吉田望(応用地質)・小林恒一(ジオトップ)
■掲載誌:第40回地盤工学研究発表会講演集, p2039-2040
■発行所:地盤工学会
■発行:2005/07
地盤が液状化すると地盤剛性や杭に作用する地盤反力が低下する。そのため、液状化の進行に伴い地盤-杭基礎構造物系の固有振動数が低下し、その過程において入力波の卓越振動数と一致すると応答が大きくなる可能性がある。本論ではこのような現象を過渡共振現象と呼ぶことにする。その際の構造物や杭の応答は完全に液状化した状態の応答よりも大きくなる場合がある。
本研究は地震時における杭基礎構造物の過渡共振現象を実験により把握することを目的とし、せん断土槽を用いた杭基礎構造物模型の振動台実験を行う。液状化の進行に伴い低下する地盤-杭基礎構造物系の固有振動数と、時々刻々と変化する入力地震動の卓越振動数に着目して考察を行う。また、液状化地盤における杭体曲げモーメントについて考察する。
■発行所:地盤工学会
■発行:2005/07
地盤が液状化すると地盤剛性や杭に作用する地盤反力が低下する。そのため、液状化の進行に伴い地盤-杭基礎構造物系の固有振動数が低下し、その過程において入力波の卓越振動数と一致すると応答が大きくなる可能性がある。本論ではこのような現象を過渡共振現象と呼ぶことにする。その際の構造物や杭の応答は完全に液状化した状態の応答よりも大きくなる場合がある。
本研究は地震時における杭基礎構造物の過渡共振現象を実験により把握することを目的とし、せん断土槽を用いた杭基礎構造物模型の振動台実験を行う。液状化の進行に伴い低下する地盤-杭基礎構造物系の固有振動数と、時々刻々と変化する入力地震動の卓越振動数に着目して考察を行う。また、液状化地盤における杭体曲げモーメントについて考察する。