1987.06.01

砕石を節杭に用いた液状化対策に関する実験的研究 その(2)(JSF1987)

桑山晋一(武智工務所)・勝又 誠(武智工務所)・細川義隆(武智工務所)

■掲載誌:第22回土質工学研究発表会(新潟),E-8 299, p875-876
■発行所:土質工学会
■発行:1987/6

 地震時に液状化の起こる危険性のある地域において、建設物の需要は多くなっている。本研究では、これらの地域でも施工できる建設物の基礎を開発するための過程として、液状化の再現が可能な大型土槽1)に節杭を施工した種々の比較実験を行ってきた。先のその(1)では、緩い砂地盤における埋め込み杭およびモンケンによる打ち込み杭の砕石を用いた場合の比校を行った。ここでは、緩い飽和砂地盤にバイブロハンマーを用いて節杭を打設し、地盤が締まった状態での液状化実験について述べる、さらに、節杭と砕石を組み合わせた3種類の実験について液状化の防止効果を検討した。

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