2007.10.01
砂中の節杭周辺の地盤変形モード(JSF1993)
藪内貞男(ジオトップ)・平山英喜(ジオトップ)・山下啓明(ジオトップ)・上紺屋好行(ジオトップ)
■掲載誌:第28回土質工学研究発表会(神戸), E-4 655, p1773-1778
■発行所:土質工学会
■発行:1993/06
複数の拡大部(節部)を有する節杭の周面抵抗のメカニズムを検討するために、節杭の沈下の進行に伴う杭周辺地盤の挙動を調べる試みが、標点などを使用した方法で行われてきた。しかし、標点による方法では、すべり面の明確な発生状況を把握することが困難である。そこで、砂中の節杭のモデル実験において、地盤作成時に杭周辺地盤へ多数の着色砂の薄層をまき出し、試験後砂を掘り出す際に、着色砂層の変形状況を観察する方法を試みた。本報告では、この結果に基づき、沈下に伴う杭周辺地盤の変形状況と周面抵抗の関係、および節杭の支持機構について述べる。
■発行所:土質工学会
■発行:1993/06
複数の拡大部(節部)を有する節杭の周面抵抗のメカニズムを検討するために、節杭の沈下の進行に伴う杭周辺地盤の挙動を調べる試みが、標点などを使用した方法で行われてきた。しかし、標点による方法では、すべり面の明確な発生状況を把握することが困難である。そこで、砂中の節杭のモデル実験において、地盤作成時に杭周辺地盤へ多数の着色砂の薄層をまき出し、試験後砂を掘り出す際に、着色砂層の変形状況を観察する方法を試みた。本報告では、この結果に基づき、沈下に伴う杭周辺地盤の変形状況と周面抵抗の関係、および節杭の支持機構について述べる。