2007.10.01
砂中のテーパー杭の周面摩擦抵抗(JSF1991)
平山英喜(大阪土質試験所)・藪内貞男(武智工務所)・山下啓明(武智工務所)・上紺屋好行(武智工務所)
■掲載誌:第26回土質工学研究発表会(長野), E-4 516, p1385-1388
■発行所:土質工学会
■発行:1991/07
木杭のようなテーパー状の杭が、直杭よりも大きな周面摩擦抵抗応力fを発揮しうることは、表一1にまとめたように既往の現場およびモデル実験により指摘されてきた。この問題に対して、壁面の受動土圧問題をベースに提案された設計法ではテーパー度3〜4%以上では、その効果が限界に至るとされている。
本研究は、r杭形状が鉛直支持特性に及ぼす影響に関する研究」の一環として、テーパー杭の周面摩擦抵抗のメカニズムを、軸対称問題として明らかにすることを目的としている。その一部として、テーパーの程度がfの増加にどのように影響するかを調べるために、テーパー杭と直杭を加圧モデル実験槽中の同条件の砂に埋込んで楚直載荷試験を行った。本稿は、その結果と考察について報告するものである。
■発行所:土質工学会
■発行:1991/07
木杭のようなテーパー状の杭が、直杭よりも大きな周面摩擦抵抗応力fを発揮しうることは、表一1にまとめたように既往の現場およびモデル実験により指摘されてきた。この問題に対して、壁面の受動土圧問題をベースに提案された設計法ではテーパー度3〜4%以上では、その効果が限界に至るとされている。
本研究は、r杭形状が鉛直支持特性に及ぼす影響に関する研究」の一環として、テーパー杭の周面摩擦抵抗のメカニズムを、軸対称問題として明らかにすることを目的としている。その一部として、テーパーの程度がfの増加にどのように影響するかを調べるために、テーパー杭と直杭を加圧モデル実験槽中の同条件の砂に埋込んで楚直載荷試験を行った。本稿は、その結果と考察について報告するものである。