2007.08.01
新しい載荷試験方法(AIJ関東支部2000)
小椋仁志(ジオトップ)
■掲載誌:「杭基礎の品質管理と設計」―性能設計の導入に向けて―, pp.25-30
■発行所:日本建築学会
■発行:2000/2
基礎の設計を行う場合、基礎構造物(杭、フーチング等)や地盤が支持力や変形に関する要求性能を満足してるかどうかを調べる必要がある。これには様々な方法があるが、出来上がった杭が所定の性能を持っているかどうか、すなわち、杭の品質がそれに見合うものであるかどうかを、最も直接的で確実に調べる方法が載荷試験である。したがって、載荷試験も「杭の品質管理手法の一つ」として位置づけられる。ここでは杭の性能のうち鉛直支持力を取り上げ、その把握を目的とした試験方法について述べる、特に、近年実績が増え、試験基準にも新たに加えられる3種類の新しい載荷試験方法に焦点を当て、それらの特徴や問題点、活用方法などについて、紹介する。なお、本文は文献1)に加筆・修正したものである。
■発行所:日本建築学会
■発行:2000/2
基礎の設計を行う場合、基礎構造物(杭、フーチング等)や地盤が支持力や変形に関する要求性能を満足してるかどうかを調べる必要がある。これには様々な方法があるが、出来上がった杭が所定の性能を持っているかどうか、すなわち、杭の品質がそれに見合うものであるかどうかを、最も直接的で確実に調べる方法が載荷試験である。したがって、載荷試験も「杭の品質管理手法の一つ」として位置づけられる。ここでは杭の性能のうち鉛直支持力を取り上げ、その把握を目的とした試験方法について述べる、特に、近年実績が増え、試験基準にも新たに加えられる3種類の新しい載荷試験方法に焦点を当て、それらの特徴や問題点、活用方法などについて、紹介する。なお、本文は文献1)に加筆・修正したものである。