2008.12.25
杭の動的水平載荷試験システムの開発(JGSシンポジウム2008)
冨澤幸一(寒地土木研究所)・小嶋英治(ジャパンパイル)・熊谷裕道(ジャパンパイル)・松本樹典(金沢大学大学院)
■掲載誌:地盤の環境・計測技術に関するシンポジウム2008,p119-124
■発行所:地盤工学会
■発行:2008
基礎構造物設計法の性能規定化に伴い、地盤正常を的確に把握し基礎の挙動をより正確に予測することが重要となる。そこで、新たな現場載荷試験法として杭の動的水平載荷試験システムを研究開発した1)。本法を現場で活用することで従来の静的水平載荷試験方法2)に対し、試験費用および時間を約1/3に低減可能となる。開発した試験法は、動的水平載荷システム、同計測システム、同マッチング解析システムから構成される3,4,5,6)。本報では、最初に同試験システムを紹介し、実現場の鋼管杭に対する動的水平載荷試験の検証事例を示す。同時に、同位置で実施した静的水平載荷試験値との対比から開発した試験システムの妥当性を確認し、今後の活用法について展望する。
■発行所:地盤工学会
■発行:2008
基礎構造物設計法の性能規定化に伴い、地盤正常を的確に把握し基礎の挙動をより正確に予測することが重要となる。そこで、新たな現場載荷試験法として杭の動的水平載荷試験システムを研究開発した1)。本法を現場で活用することで従来の静的水平載荷試験方法2)に対し、試験費用および時間を約1/3に低減可能となる。開発した試験法は、動的水平載荷システム、同計測システム、同マッチング解析システムから構成される3,4,5,6)。本報では、最初に同試験システムを紹介し、実現場の鋼管杭に対する動的水平載荷試験の検証事例を示す。同時に、同位置で実施した静的水平載荷試験値との対比から開発した試験システムの妥当性を確認し、今後の活用法について展望する。