2007.10.22
杭の動的水平載荷試験システムの開発（その1 実大杭を用いた実験概要および実験結果）（JSCE2005）
小嶋英治（ジオトップ）・西本聡（北海道開発土木研究所）・冨澤幸一（北海道開発土木研究所）・熊谷裕道（ジオトップ）・松本樹典(金沢大学)・Kitiyodom Pastsakorn(金沢大学)
■掲載誌：土木学会第60回年次学術講演会, 部門III, 545-546
■発行所：土木学会
■発行：2005/09
軟弱地盤に施工する杭周辺に主に深層混合処理工による複合地盤を形成し、地盤改良後の増加せん断強度を杭水平抵抗に反映する複合地盤杭工法を研究1)してきた。本工法は北海道内の泥炭性軟弱地盤で多くの施工実績をもち、杭諸元が水平抵抗で決定する条件では大幅な建設コスト縮減が可能な合理的手法となる。この際、複合地盤杭の周面摩擦力は水平抵抗と同様に改良体強度から設定するが、現場条件により負の周面摩擦力( NF)の発現が懸念される。そのため、複合地盤杭において改良体内での杭周面摩擦力確認を目的に実現場で杭押込み試験を実施した。本報では、その成果に基づき複合地盤杭の鉛直支持機構について検証した。
■発行所：土木学会
■発行：2005/09
軟弱地盤に施工する杭周辺に主に深層混合処理工による複合地盤を形成し、地盤改良後の増加せん断強度を杭水平抵抗に反映する複合地盤杭工法を研究1)してきた。本工法は北海道内の泥炭性軟弱地盤で多くの施工実績をもち、杭諸元が水平抵抗で決定する条件では大幅な建設コスト縮減が可能な合理的手法となる。この際、複合地盤杭の周面摩擦力は水平抵抗と同様に改良体強度から設定するが、現場条件により負の周面摩擦力( NF)の発現が懸念される。そのため、複合地盤杭において改良体内での杭周面摩擦力確認を目的に実現場で杭押込み試験を実施した。本報では、その成果に基づき複合地盤杭の鉛直支持機構について検証した。
