2023.10.23
SC 杭を使用した場合のパイルキャップにおける杭頭接合面耐力に関する実験的検討 その1 実験概要と結果(AIJ2023)
小梅慎平(ジャパンパイル)、石川一真(ジャパンパイル)、岸田慎司(芝浦工業大学)
■掲載誌:日本建築学会大会学術講演梗概集(近畿),構造Ⅳ,pp.489-490
■発行所:日本建築学会
■発 行:2023/9
既製コンクリート杭の杭頭接合法は,主筋あるいは定着筋をパイルキャップに定着する方法が主流となっている。しかし,杭頭接合部の耐力評価方法は定まっておらず,種々の方法が提案されている 。
本研究では,SC 杭とパイルキャップとの接合を定着筋方式とし,軸力の有無やパイルキャップコンクリート強度の違いなどが杭頭接合面耐力に与える影響を確認する,実大スケールでの水平加力実験を行った。
なお,杭頭定着筋のフレア溶接部は,かぶり厚さを確保するために,通常はパイルキャップに埋め込まれる。しかし本研究では,杭頭接合面のみの耐力評価を目的としているため,杭頭定着筋のフレア溶接部分も含め,SC杭はパイルキャップに全く埋め込んでいない。
■発行所:日本建築学会
■発 行:2023/9
既製コンクリート杭の杭頭接合法は,主筋あるいは定着筋をパイルキャップに定着する方法が主流となっている。しかし,杭頭接合部の耐力評価方法は定まっておらず,種々の方法が提案されている 。
本研究では,SC 杭とパイルキャップとの接合を定着筋方式とし,軸力の有無やパイルキャップコンクリート強度の違いなどが杭頭接合面耐力に与える影響を確認する,実大スケールでの水平加力実験を行った。
なお,杭頭定着筋のフレア溶接部は,かぶり厚さを確保するために,通常はパイルキャップに埋め込まれる。しかし本研究では,杭頭接合面のみの耐力評価を目的としているため,杭頭定着筋のフレア溶接部分も含め,SC杭はパイルキャップに全く埋め込んでいない。