2021.04.02

高支持力杭にも対応可能な高耐力杭頭接合工法:ジョイントカプラ工法(基礎工2021)

岩澤大致(センクシア)

■掲載誌:基礎工4月号, pp.90-91「特集:最近の既製コンクリート杭の動向」
■発行所:総合土木研究所
■発 行:2021/4

1.ジョイントカプラ工法の概要
 ジョイントカプラ工法は、ジャパンパイル㈱とセンクシア㈱の共同開発による新しい杭頭接合工法である。
 SC杭(外殻鋼管巻き既製コンクリート杭)および鋼管杭の杭頭部にジョイントカプラを溶接した後、上端に定着体を有する定着アンカーの下端をジョイントカプラに螺合し、さらにジョイントカプラ内および杭頭部の周囲にコンクリートを打設することによって、杭頭部とパイルキャップを一体化する。